看護師はどうやったらなれる?

こんにちは。あるとです。

看護師って聞くとどんなイメージが浮かぶでしょうか?

自分は正義のヒーローとか、人を助けられる人ってかっこいい!!とか思っていました。

将来のことで悩んでいたり少しでも看護師という

職業に興味を持っている人の目にとまればと思います。

ぜひみなさんも諦めずに前に進んでみましょう!

1.看護師って何をする人?

看護師とはなんでしょうか?

国家資格の一つ。病気・けがをした人や妊産婦の療養上の世話をしたり、医師の指示のもと診療の補助を行う仕事をしている人のことです。

人々の生命と生活を支えるのが看護師の役割となります。

2.看護師になるためには?

看護師になるためには知識や技術を学ぶ必要があり、大学や専門学校に入学する必要があります。

専門学校は3年間、大学は4年間勉強して

座学、実習と単位を取ることで

国家試験を受ける資格が得られます。

※社会人経験をして看護師を目指す人も多くいます。現役じゃないからと諦める必要は全くありません。自分が行っていた学校にも社会人経験で入学している人もいました。

※今は男性の看護師も増えてきています。

※学校に入っただけでは看護師にはなれないんです…国家試験に受かってやっと看護師になれます。

3.学校では何を学ぶのか?

わたしは専門学校に通っていました。

参考程度にしていただけたらと思います。

1年生

座学:看護学、解剖学、病理学、検査について などなど

実習:シーツ交換、全身清拭、手浴・足浴、洗髪、血圧測定など←学内実習

2年生

座学:看護学(成人、老年、精神、母性、小児、在宅)

実習:おむつ交換、導尿、吸引、注射針の取り扱い、点滴、採血、沐浴←学内実習

臨地実習1回だけ(病棟で実際に患者さんをみさせてもらう)

3年生

座学:看護研究、看護学

臨地実習(3年生のほとんど5月〜12月まで病棟で1〜2週間看護師に指導をうけながら患者さんをみて計画に沿って看護する実習)

2月国家試験

※あくまでわたしが経験したことなので全ての学校で記載した内容が行われているわけではありません。

※今ではできない実習もあると思います。

※専門用語ばかりになっていたらすみません    

と上記に記載した内容をみっちりと学んでいくわけです。

専門用語が多くて難しいかもしれませんが噛み砕いて記載すると長くなってしまうので割愛で。

もちろん点滴や導尿は学生同士とはいえ実際にはやっていません。モデルを使用して練習しました。

4.学校の費用

専門学校:総額約100〜300万円
私立大学:総額約500〜700万円

上記の金額が相場となっているようです。

通っていた専門学校は学費130万円(3年間で)

+教科書代総額約40万円

といったところでしょうか…

教科書が地味に高いんですよね

5.看護師になって思ったこと

実際に看護師として働くと視点は変わりました。

マイナスな要素もあるので注意です!

学生のころは、最初にも書いたようにヒーロー

みたいに思っていました。

でも実際にはヒーローでも白衣の天使でもなくて

自分も1人の人間なんだなと思うようになりました。

無償に笑顔を振りまいて患者さんに元気になってほしいとか思えないくらい忙しくてしんどい

仕事なんだなと思いました。

でも、悪いことばかりではありません!

看護師になって患者さんから感謝の言葉をいただいたり、患者さんが元気になって退院されるときは看護師として関われてよかったなと思います

あとはかけがえのない同僚にめぐり会えたこと、

経験は自分の身になっていることは宝物とも

言えます。

看護師は病院だけでなく施設や訪問など自分にあったところで働けることもプラスになると思います。

それに看護師の免許は国家資格であり一生ものです。

まとめ

YouTubeやネットで仕事したいという子どもたち

が増えている中で看護師になりたいと思って

くれているあなたにぜひ諦めないでほしいと思います。

でも看護師はいいよ!いいことばかりだよ!

ということはありません。

看護師になるためにもそれ相当の金額はかかりますし、

看護師になっても辛いこともあったり悲しいこともあったり良いことばかりではないことも

知ってほしいのです。

看護師という職業はリアリティギャップが

大きくなってしまいがちです。

みなさんが逆境に負けないように応援しています。

最後まで読んでくださりありがとうございます。